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日立製作所研究開発グループでは、2022年5月から開始した武蔵野美術大学とのサーキュラーデザインプロジェクトの共同研究の過程で、滋賀県長浜市に滞在しながらデザインリサーチを実施しました。長浜市には、昭和初期の循環型社会の記憶が残っている高齢者が多く生活しており、リサーチは当時の生活様式や行動、メンタリティ、価値観を理解し、循環行動を支えた要素とそれらが失われた社会背景を明らかにするものです。そのプロセスや、過去の循環型社会の形成に影響していたソーシャルファクタ―(社会的要因)の分析、そして今後の循環型社会の実現に向けた未来への問いをまとめた展示会を開催します。

ツナガルカカワル循環型社会展 ― 長浜の昔の生活から見つけた未来へのヒント―

株式会社日立製作所と武蔵野美術大学は、2023年4月24日(月)より4月28日(金)まで、武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス2Fにて、「ツナガルカカワル循環型社会展」を開催します。

資源·エネルギー不足や大量の廃棄物による環境汚染の問題は地球規模で深刻化しています。地球環境を守りながら社会活動を持続していくための暮らしの選択肢として、生産·消費を地域に回復する循環型社会が注目されています。循環型社会の実現に向けて、いま私たちは何をすべきでしょうか?

私たちは、その解を地域に根ざす風習や文化、生活者の実体験から探し始めました。日立製作所と武蔵野美術大学は、共同研究の一環として、2022年6月から約2ヶ月半、滋賀県長浜市において滞在型フィールドリサーチを実施しました。リサーチャー2名が地域に“住む”ことで、地域にかつて存在した循環社会の原型とも言える、生活者行動、その背景にある価値観、スキル、仕組みなどのソーシャルファクターを探索します。今回の展示は、この調査から見えた循環型社会の姿と未来への問いをまとめたものです。

開催概要

日時2023年4月24日(月)13:00〜20:00
2023年4月25日(火)~ 4月28日(金)10:00〜20:00
場所武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンバス2F(東京都新宿区市谷田町1-4)
主催武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所
株式会社日立製作所研究開発グループ
参加費入場無料

ツナガルカカワル循環型社会
~長浜の昔の生活から見つけた未来へのヒント~
調査から見えた循環型社会の姿と未来への問いをまとめた冊子です。
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