[Vol.1]数理モデルには、言葉を超えた奥深さがある|社会課題は数理で解けるのか?
人間社会に存在する、数多くの複雑な課題。これらの問題は数理で解決すことができるのでしょうか。本記事で対話を行ったのは、粘菌に関する研究でイグ・ノーベル賞(認知科学賞と交通計画賞)の受賞経験がある、北海道大学電子科学研究所 教授の中垣俊之さんと、日立でCMOSアニーリングの研究を立ち上げ、現在はその研究開発部隊を率いる山岡雅直。世の中にある課題を、一度数理の言葉に置き換えてから解くアプローチについて語り合います。さらには、コンピューターが今後どのように発展していくかについても探ります。