[Vol.1]「科学を伝える力」はどこから生まれる?|科学コミュニケーションを考える
量子力学が誕生して100年。量子の不思議な性質を利用したコンピュータの開発競争が熱を帯びています。しかし量子コンピュータの世界は難解で、その仕組みをどう説明するか、専門家は頭を悩ませています。その一つの解が、東京・お台場の日本科学未来館に設けられた「量子コンピュータ・ディスコ」です。斬新な展示を担当した科学ディレクターの小澤淳さんと、日立製作所で量子コンピュータの研究開発に取り組む土屋龍太が「科学コミュニケーション」の原点を語り合いました。